ペンギンの背中

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go!go!vanillasと夏遊び

「好きなロックバンド何?」と訊ねられた際、わたしが答えるのは決まって「神様、僕はきづいてしまった」と「go!go!vanillas」である。一番を問われると、どうしてもその二択になってしまうのだが相手との会話を盛り上げたいがために敢えて後者を選択することが多いかもしれない。どちらのバンドの知識もあるような邦ロック好きには「え、全然違うじゃん…。」と指摘されたことがあるんだけど、ほぼ真逆の立ち位置で歌うロックバンドだから、わたしはどちらも聴くことをやめられないのだ。交互に聴けばほぼ無敵である。


go!go!vanillas / エマ (MUSIC VIDEO)

軽快な曲調、「悩みないの?」と思われそうなくらい肯定的な歌詞。でも楽しい。聴いていて元気になる。彼らのアルバム「Magic Number」を持っているのだが、わたしはその歌詞カードが大好きである。特に「サマータイムブルー」のラストサビ。この部分を聴いたときにわたしは猛スピードのジェットコースターみたいだと思った。

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サマータイムブルー

サマータイムブルー

この歌詞にジェットコースターという言葉は一言も出てこない。それなのにリズムだけで連想させてしまうのが牧さんの魔法である。(ここでは「アトラクションという言葉が連想させるのでは?」という質問は受け付けないこととする。)

夏はバニラズ。バニラズと過ごす夏は楽しい。