ペンギンの背中

icon:@momot333/portrait:Rina.t

sumikaが撒いたじゅもん

「確かめに来てくれてありがとう。」

言葉が心臓の真ん中の割と奥のほうにぐさりと突き刺さった。実際のところ「音楽は自宅で」スタイルを貫いているわたしが自分の耳で聴いてみたいと思っていたのはsumikaだったりする。8月19日のMONSTER baSHに駆け込んだ際、とくにかく何を聴き逃したとしてもsumikaだけは譲れなかった。そんな意味も込めて意気揚々とライブTシャツも身に纏ったのである。まさかsumikaのTシャツを着て救護室でバテるわけにはいかないというプレッシャーを自分に課したのだ。いくら足が痛くてもcircus(※メインステージから少し遠い)まで歩くと決めていた。


sumika / Lovers【Music Video】

思い返せばわたしが邦ロックにうつつを抜かせ始めたきっかけがこの曲だったかもしれない。幸せかよこのやろー!殴りたくなってしまうほどに可愛い曲でリピート回数はきっとものすごいことになってる。時間が経っても声がしっかり脳みそに残る感じで今でも5本指に入るお気に入り曲である。話はMONSTER baSHに戻ります。


sumika / ふっかつのじゅもん【Music Video】

youtubeSNSなんかで満足してる人達にどう思われたって構わない。でも俺はこうやって、自分の足で自分の耳で確かめにきてくれる人達には、『sumikaかっこいい!』って思われたい。」

正直もっと肩の力抜いてる人達かと思ってた。汗なんかかかずに風みたいに爽やかな感じで。だからこそ聴きにきて良かったって実感したし、こうやって生で接してみないとバンドの側面とか裏側とかそういうの知らないまま勿体ないなって思えたのである。きっとライブもフェスも体力使うしアラサーには厳しい部分もあるけど、可能な限り、機会があれば、現場に足を運びたい。取り急ぎ、どうすれば11月25日のリリースツアー(Zepp Osaka Bayside)に遊びに行けるのかを考えている。無理なのかなー。うーん。